結局まちづくりって何が必要なの…

※大学図書館からお借りしました

2012.05.31

学生団体ATMU!の森本です。最近大学の図書館で借りたこれらの本を読んでおります。

4日後に返さないといけないのにまだ1/3くらいしか読んでいませんが…また借りればいいさ!()




ひととおりぱらっと読んでみたのですが、
1つに「 N P O の 必 要 性 」が何度も挙げられていたのが印象に残っています。

PPP(俗に言う官民協働)という言葉がありまして、その言葉の示すところは『地域振興は行政や企業,地域の人が別々では到底できない』といった感じらしいです。
そのためにも行政や地域が入り込めない部分やお互いの壁を越えられるNPO、NGOの存在が必要なんですって。




…聞くところによると、秋田は人口に占めるNPOの割合が全国最下位なんだそうです。

その原因は昔ながらの村意識が残っているおかげ?
それともあまり商売にならないものは受け入れない気質を持っているから?

理由はわかりませんが、それって貧相な語彙で書くと

地域活性化の流れが来てない」ってことなんじゃないかと思います。


もちろんNPOがないことがイコールそれであるとは思いません。
しかし人材の都会流失や世界トップレベルの少子高齢化状態をかんがみると、地域に目を向け、人を巻き込んで動く人がもっといないとダメなのかなと感じています。







本には、「そのためにはネットワークのネットワークが必要だ」と書いていました。


地域について考える人が少しづつ増えている時代になっていますが、
個々の団体(NPO、商店街、若者?)が個々に地域を元気にする活動をしても効果が薄い。

その団体が目的を持って結成されているのであれば、
似た目的の団体とは協働してやっていけばいいとのことでした。



僕個人としても「学生団体のメンバーとして学生中心に盛り上げていこう!」ではなく、地域と積極的に関わって、秋田をよりよくしていけたらいいなという読書感想文。

市民参加のまちづくり 事例編―NPO・市民・自治体の取り組みから